調理師・専門調理師の独立開業・起業というと飲食店や販売店開業が多いのですが、店舗展開は初期投資もランニングコストも高く、チャレンジするハードルが高くなります。しかしコロナ禍においてオンライン事業展開が容易になり、店舗開業以外でも調理師・専門調理師を活かした事業展開は可能となりました。そこで今回は調理師・専門調理師の独立開業・起業アイデアを5つご紹介します。
調理師・専門調理師で飲食店以外でも独立開業・起業できる理由
前述のように、オンラインを利用することで店舗開業が不要となりました。今の日本で調理師・専門調理師を活かして活躍するには、2030年に37兆円の市場になる予測をされている予防医学(ヘルスケア)事業に参入することが大切です。予防医学とは”病気になる前に予防する”という考え方で、日本政府が提唱している保健医療2035の基盤でもあります。予防医学の将来性については下記記事で解説しています。
【店舗不要】調理師・専門調理師を活かした独立開業・起業アイデア5選
それでは実際に調理師・専門調理師を活かした独立開業・起業アイデアを5つご紹介します。
健康料理教室
まずは自宅サロンorオンラインサロン・オンライン教室にて健康になるための知識理論や料理技術を教えるお仕事です。料理教室はリアルで行うイメージが強いですが、コロナ禍になりオンライン教室やリアルとオンラインのハイブリット開催が普及しています。調理師・専門調理師を活かして他の料理教室の先生方と差別化していきましょう。
出張健康料理教室
生徒様の自宅に赴いて料理を教えるお仕事です。このパターンはマンツーマンレッスンである場合が多いでしょう。美味しくて健康的な食事はコロナ禍の追い風もあり、ニーズが高まっています。プロの料理技術とともに伝えていきましょう。
ヘルスコーチ
お客様自身で健康管理ができるようコーチングするお仕事で、予防医学が普及するアメリカでは一般的な職業です。予防医学では食を通して健康的な身体づくりをするのが大前提となります。その際に料理の仕方なども一緒に教えてあげられると、自宅で実践できる方も増えて調理師・専門調理師の知識・スキルとともに価値提供が可能です。
Webライター
Web上で知識やレシピを伝えていくお仕事です。特に健康ジャンルになると法令遵守ができる専門家ライターが求められています。レシピや料理コラムの中でも健康を意識した料理が求められているので、健康の知識や法律知識は必須です。そこに調理師・専門調理師としてのプロスキルが加わると価値提供できるでしょう。またPC・wi-fiがあるといつでも・どこでも仕事ができます。
レシピ・メニュー開発
企業や店舗に自分が開発したオリジナルレシピ・メニューを提供するお仕事です。自宅で作ったレシピ・メニューを提供するので、キッチンさえあればいつでも・どこでもお仕事ができます。特にアイデアに自信のある方は、存分に能力を発揮できるでしょう。
調理師・専門調理師の独立開業・起業も低リスクから始められる!
ご紹介した5つのアイデアは、出張健康料理教室をのぞき全て自宅またはオンラインで事業展開可能です。また出張健康料理教室も含めた全ては、十分な知識・スキルがあれば大きな初期投資やランニングコストも抑えられて、今すぐ開業できるアイデアとなります。少しでも興味があれば、今のオンライン化ブームや副業・起業ブームが終わる前にチャレンジしてみましょう!
調理師・専門調理師を強みに独立開業・起業する「和食ライフスタイリスト」
一般社団法人日本和食ライフスタイリスト協会では、調理師・専門調理師を強みに予防医学【和食・健康・美容分野】の専門家として独立開業・起業できる和食ライフスタイリスト養成講座を開催しています。まずは独立開業・起業に必要な考え方や知識を下記無料メルマガに登録して、7日間の無料プレ講座で学びましょう。