「将来は菓子製造技能士をとってパティシエとして独立したい!」と思って資格を取得したものの、結局全く使っていない方も多いのではないでしょうか。しかし菓子製造技能士を活かした独立開業・起業はパティシエだけではありません。そこで今回は、菓子製造技能士を活かしてできる独立開業・起業を5つご紹介します。
菓子製造技能士を活かせるパティシエ以外の独立開業・起業方法がある理由
菓子製造技能士はお菓子の製造に関する知識やスキルを持っている証の資格です。その知識やスキルを活かして、日本において2030年に37兆円規模市場になるとの推測が立っている予防医学(ヘルスケア)領域と組み合わせることで活躍の場は広がるでしょう。予防医学というのは病気にならないようにするための身体づくりの考え方をいい、日本政府が保健医療2035でも後押ししています。予防医学の将来性については下記記事で解説しています。
【低リスク】菓子製造技能士を活かしてできる独立開業・起業アイデア5選
それでは菓子製造技能士を活かしてできる独立開業・起業アイデアを5つご紹介していきます。
健康菓子・料理教室
健康をテーマにしたお菓子教室・料理教室の開業です。健康をテーマにすると、例えば糖質オフのお菓子や料理、カロリーオフのお菓子や料理などの作り方や痩せる理論などを教える形になります。お菓子に料理やパンをプラスすると幅広く展開が可能です。お教室はコロナ前までは自宅サロンや賃貸サロンなどリアルで行う形がほとんどでしたが、コロナ禍ではオンライン教室やオンラインとリアルのハイブリット教室などがメインになってきました。
レシピ・メニュー・商品開発
企業や自治体などの依頼主にレシピやメニューを提供したり、依頼主の望み通りの商品を開発したりするお仕事です。よく「○○監修の商品!」「○○監修のメニュー!」と謳っている商品やメニューがありますが、その監修者にあなたがなります。こちらも今は健康をテーマにしたものが増えています。レシピやメニュー開発は自宅でできますが、商品開発の場合は依頼主の希望に合わせる形が多いです。コロナ禍では商品開発も自宅でokのパターンもありました。
Webライター
Web上に知識を提供するお仕事です。お菓子の知識やレシピ提供に加えて健康に関する知識を提供すると付加価値となるでしょう。PCとwi-fi環境があって、納期さえ守ればいつでも・どこでも仕事ができます。
ヘルスコーチング
予防医学が進むアメリカでは当たり前の職業で、健康管理が自分でできるようにコーチングするお仕事です。特に生活習慣病予備軍の方やダイエットをしたい方にお菓子との付き合い方をプロ目線でコーチングできるのは菓子製造技能士の付加価値です。リアルでもオンラインでも展開できます。
コンサルティング
組織に所属する菓子製造技能士の方にスキルアップやステージアップの研修をする、独立開業・起業を望む菓子製造技能士の方に独立支援をするなどがあります。まずはあなた自身が少なくとも3年以上経験している必要があるので、3年未満の場合はアイデア1〜4で培ってから着手しましょう。
低リスクから始められて菓子製造技能士を活かせる独立開業・起業方法は様々ある!
今回お伝えした5つのアイデアは商品開発以外、自宅orオンラインで着手可能です。さらに大きな初期費用も不要なので、十分な知識とスキルがあれば即日事業開始できるアイデアでもあります。菓子製造技能士を通して何をしたいのかをしっかり考えて副業・起業ブームが終わる前に、興味があればぜひチャレンジしていきましょう!
菓子製造技能士を強みに独立開業・起業する「和食ライフスタイリスト」
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