日本において医療費圧迫課題による予防医学普及と上がらない賃金課題による副業・起業ブームにより、精神保健福祉士の知識やスキルを活かして独立開業・起業する方も増えています。これから独立開業・起業を考えられている方のために、そもそも精神保健福祉士には開業権があるのか、精神保健福祉士として独立開業・起業するにはどんな方法があるのかなど解説していきます。
精神保健福祉士には開業権がある
精神保健福祉士には開業権があるので、従来の障害者の精神サポートという仕事で独立開業・起業は可能です。自営業型としてNPO法人設立や事業所設立する、精神保健福祉士の知識やスキルを活かした予防医学領域で事業を展開する、もしくはフリーランス型として企業や自治体から業務を請負う形もあります。
経営者としてサービスを提供し青天井に稼ぎたい方は自営業型、専門家として極めたい方はフリーランス型がおすすめです。予防医学の将来性については下記記事で解説しています。
自営業型!精神保健福祉士の独立開業・起業アイデア5選
今回は自営業型で予防医学領域における精神保健福祉士としての独立開業・起業アイデアを5つご紹介します。ご紹介するすべてのアイデアはオンラインでも展開できるので「育児の合間に仕事をしたい!」「旅をしながら仕事をしたい!」ということも叶えられます。
ヘルスコーチング
予防医学がアメリカでは一般的な職業のヘルスコーチング。お客様を自ら健康管理できるようにコーチングするお仕事です。食事指導と似ていますが、指導ではない点と対象者が病気の方ではなく健康な方になる点が異なります。精神保健福祉士としての障害者のメンタルケアに加え、身体ケア、食ケアなどができるようになると付加価値になり、さらに喜ばれるサービスを提供できるでしょう。
健康料理教室
予防領域における事業展開の方法の一つです。未病の身体づくりには食への意識が欠かせません。そんなことを科学的根拠のある健康情報や料理技術(食材知識や調理法など)を提供します。料理教室はリアルというイメージが強いかもしれませんが、コロナ禍ではオンライン開催やリアルとオンライン開催が普及しています。対象者を絞って精神保健福祉士として付加価値をつけると良いでしょう。
WEBライティング
ライターとして知識提供をするお仕事です。従来の精神保健福祉士としての需要は少ないため、予防医学領域である食、運動、睡眠など健康分野で展開すると良いでしょう。コロナ影響により、オンライン事業を展開する企業が増えたのに伴い、法令遵守ができる専門家WEBライティングの需要が増えています。
介護予防教室開業
予防領域での介護というテーマに特化したお教室の開業で、介護が必要になる前に予防するのが目的です。食、睡眠、運動などさまざまなジャンルと組み合わせて行えます。こちらも対象者を絞って精神保健福祉士として付加価値をつけると良いでしょう。
精神保健福祉士の起業コンサルティング
精神保健福祉士として独立開業・起業したいと思われている方のコンサルティングです。コンサルティングは経験や知識を共有してお客様の成果を出す仕事なので、まずはあなた自身が独立開業・起業して数年経験する必要があります。なので、まずはアイデア1〜4のいずれかでチャレンジしてから、着手すると良いでしょう。
精神保健福祉士でも独立開業・起業できる!
従来の精神保健福祉士としての仕事でも予防医学領域の仕事でも、どちらでも独立開業・起業は可能です。今回ご紹介した5つのアイデアは主に予防領域における事業展開になります。今後の市場規模を見据えて、予防領域の知識とスキルを身につけ、精神保健福祉士の付加価値としてサービスを提供していきましょう!
精神保健福祉士を強みに独立開業・起業するなら
一般社団法人日本和食ライフスタイリスト協会では、精神保健福祉士を強みに予防医学【和食・健康・美容分野】の専門家として独立開業・起業できる和食ライフスタイリスト養成講座を開催しています。まずは独立開業・起業に必要な考え方や知識を下記無料メルマガに登録して、7日間の無料プレ講座で学びましょう。
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記事執筆・監修者
管理栄養士・和食ライフスタイリスト 合田 麻梨恵
大学在学中に10ヵ国程世界各国の料理を食べ歩く中”和食の魅力”に目覚める。大学卒業後、大手コンビニの商品開発を経て、独立。「和食文化継承と予防医学発展」を掲げ、全国の和食調味料生産者90軒以上訪問や痩身教室・歯科医院の管理栄養士現場経験などを通して様々な角度から和食の研究を重ねる。未病の身体づくりで美しくなれる”令和の和食TM”を提唱し、和食ライフスタイリスト講師・ヘルスコーチを養成している。メディア出演、講師、監修など