予防医学における看護師の役割やステップアップ資格とは

予防医学における看護師の役割

西洋医学の考え方から予防医学の考え方へとシフトしてきた日本政府。そんななか活躍の中心となるべき看護師についての役割や仕事のステップアップする方法を解説していきます。臨床現場ではなく未病の身体づくりの分野でも看護師の価値を高めていきましょう。

目次

予防医学における看護師の役割

従来の看護師の役割は診療の補助、療養場の世話、心理的なケアなどですが、予防医学における看護師の役割はケガ予防や病気予防など保健師に近い内容になります。保健師が看護師の上級資格であるように、予防医学で活躍できる看護師は本質的な知識やスキルを必要とするのです。

マイナスから0にすることと、0から1にすることは全く異なります。病気を治す・回復するための目標設定は明確ですが、未病の身体づくりの目標設定は難しいです。さらに未病の身体づくりは目標設定だけではなく、結果の指標設定や変化が見えづらい点もサポート側の真価が問われる仕事になります。

予防医学において活躍する看護師は、患者様の場合であれば病気→健康→未病の身体づくりまで一貫したサポートを行い、健康な方の場合であれば現状→未病の身体づくりのサポートを行います。

ステップアップ!予防医学で活躍する看護師におすすめの資格

看護師としてスキルアップや活躍するために何をすれば良いのでしょうか。以下で2つの方法について解説します。

看護職に関連する資格

看護職に関連する資格として看護師のほかに助産師、保健師があります。看護師のさらなるスキルアップとしてより予防医学・福祉・介護分野を学びたい方は保健師、幅広く柔軟に対応できる知識やスキルを身につけたい方は助産師という選択肢もあります。

スキルアップには狭く深く学ぶ方法と広く浅く学ぶ方法とがあり、あなたが目指したいものは何かを決めてから取り組みましょう。もし目標が定まらない場合は「どうして看護師になりたいか」原点に立ち返るのも効果的です。

ちなみに保健師は自治体などで医療・保健・福祉・介護分野で全ての年齢層を対象をサポートする役割、助産師は女性限定で医師の指示なしで出産サポートをする役割があります。

本質的な食の知識が学べる資格

ケガの予防や生活習慣病の予防には食生活が関わってきます。そのため看護師が物理的なサポートだけではなく、体内からの健康をサポートできるとお客様を未病の身体づくりに導ける可能性が高くなります。体内からサポートするには食の知識が必須です。食と一言でいっても、栄養、農業、醸造、調理などの分野を学び本質を知る必要があります。

一歩深く掘り下げて本当に健康になる野菜や調味料の選び方、体内への吸収率が上がる調理法、栄養バランスが整った献立の考え方までできると、血液検査の結果を良好にしたり、不調をなくしたり、ケガ予防に繋がったりと未病の身体づくりをサポートできるようになるのです。

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記事監修・執筆者

一般社団法人日本和食ライフスタイリスト協会 代表理事
管理栄養士・和食ライフスタイリスト 合田 麻梨恵

初めての海外訪問時に日本との素材の違いに驚愕し、”和食の魅力”に目覚める。管理栄養士として不特定多数が購入するコンビニ弁当に携わり健康な方を増やしたいと考え、商品開発者に。しかし実際は仕事として毎日3食コンビニ食で激太り&心身ともに不調をきたし限界を感じたため、異なる方法で和食で健康になれる魅力を伝えようと決意し、独立。

和食料理教室を通じて100名様以上の不調改善に成功した「食」の面、全国の自然発酵生産者100軒以上の訪問による「農業・醸造」の面、論文2万件読破した「予防医学」の面から和食の研究を重ね、未病の身体づくりができる”令和の和食TM”を提唱。予防医学専門家養成や健康経営を通して働く人の健康サポート、メディア出演、監修など。

 

 

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