日本において上がらない給料の影響により副業・起業ブームが到来している昨今。理学療法士においても例外ではありません。しかし、理学療法士として独立開業・起業するには何が必要なのでしょうか。そこで今回は、理学療法士の独立開業ルールやアイデア5選をご紹介します。
従来の理学療法士の仕事で開業するのはNG
リハビリテーションを行う、回復のサポートをするなどの従来の仕事内容では独立開業をすることができません。なぜならこれらの理学療法士の仕事は、医師の指示の下で行うのが原則だからです。もし従来の理学療法士の仕事で独立開業を目指す場合は、医師を雇うのが一つの手段となります。しかし介護事業においては理学療法士を名乗ることを許されているので、介護事業を行うのも良いでしょう。他には理学療法士の経験や知識を活かしながら、予防医学(ヘルスケア)事業で独立開業・起業する手段があります。
予防医学(ヘルスケア)事業の将来性については下記記事で解説しています。
理学療法士の独立開業・起業アイデア5選
ここでは「理学療法士の経験や知識を活かしながら、予防医学(ヘルスケア)事業」でできる独立開業・起業アイデアを5つご紹介していきます。
アイデア1.ヘルスコーチング
お客様を自立させて自分自身で健康管理をする力をコーチングする仕事です。予防医学が普及するアメリカでは一般的な職業にもなっており、政府の方向性が予防医学となってきた日本においても活躍できる仕事内容となるでしょう。理学療法士の強みを活かしたヘルスコーチングで差別化を図ります。
アイデア2.ヨガ教室開業
身体の機能についての専門家である理学療法士の知識を「予防」の観点で活かすヨガ教室を開業するというアイデアもあります。ヨガはこころの安定が目的とされているので、身体の機能の専門家である理学療法士との相性も良いでしょう。
アイデア3.健康料理教室開業
予防医学の中で重要な「栄養バランスの良い食事をとる」「十分に寝る」「十分に運動する」という原因療法の一つ、「栄養バランスの良い食事をとる」を担う料理技術を提供するお仕事です。一見、理学療法士と関係のないように見えますが、ヒトが元気に活動するためには食事は欠かせません。理学療法士とうまく掛け合わせて予防〜リハビリまでカバーしましょう。
アイデア4.介護予防教室開業
介護が必要な方を網羅的にサポートする教室開業です。「介護」と一言で言っても、生活全てが関わってくるのでいろんなコンテンツやサービス提供が考えられます。初めは一人で始めて、勢いがついてきたら人に任せていくのも良いでしょう。
アイデア5.理学療法士コンサルティング
現役理学療法士の方に向けての研修や、理学療法士を雇っている企業に向けてのコンサルティング、独立開業・起業したい方に向けてのコンサルティングなどがあります。コンサルティングは経験を提供する仕事なので、中上級レベルの技術・知識が身についた時に仕事にすると良いでしょう。
方法を変えれば理学療法士でも独立開業・起業できる!
「理学療法士には開業権はない…。」と落ち込むのではなく、理学療法士の経験や知識を活かして何ができるのかを考えることが大切です。今回は、独立開業・起業する場合の主要なものを挙げさせていただきましたが、これ以外にもやり方はたくさん存在します。独立開業・起業するためには、まず一歩を踏み出すことで現実になります。少しでも興味があるなら、勇気を出してチャレンジしてみましょう!
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