「予防医学」という言葉を耳にすることも増えましたが、現場レベルとしては何をすれば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、予防医学とは何か、予防医学における保健師の役割や将来性について解説していきます。
予防医学とは
予防医学とは病気になる前に予防する考え方で、現在日本において、政府が健康先進国を目指し2035年の目標を掲げています。世界をリードできる健康先進国となり得るのか。その実態は、予防医学に関わる方々だけではなく、私たち国民一人一人にかかっているのです。
予防医学とは何か、予防医学が拡まる背景に関しては下記記事で解説しています。
予防医学における世界の動向や日本の今後の動向は下記記事で解説しています。
予防医学における保健師の役割とは
予防医学普及の中で保健師の役割について解説します。もともと地域の子ども〜高齢者までの病気や怪我に対する予防を目的にしている保健師の仕事は、予防医学の一環の仕事とも言えるでしょう。あえていうなら現行の保健師の仕事は行政として行われているので、もっと個々にあった提案ができるようになると、より予防医学の一員として活躍できると考えられます。また個々にあった提案をするためには生活への介入レベルが高まります。すると従来の保健師知識+αとして食事や運動、睡眠など他の付随する知識や技術があるとより一層活躍できる人材になるでしょう。
予防医学における保健師の将来性
では発展が進むであろう今後の予防医学日本国の中では、どのような展望が期待できるのでしょうか。昨今社会課題となっている高齢化社会問題やメンタルヘルス問題を基点に解説していきます。
世界上位水準を保つ高齢化社会
表から分かるように日本は世界の中でも高齢社会のトップを走り続けています。高齢者が増える社会の中で、フレイルやサルコペニアの予防、孤立による生活水準低下の予防など保健師の活躍が期待されるでしょう。
進み続けるメンタルヘルス問題
コロナ禍の影響もあり注目が増してきたメンタルヘルス問題。中でもうつ病は100人に約6人がかかる病気だといわれています。しかし、うつ病発症の原因がわかっていないのが現状です。そこで保健師の出番になります。うつ病患者の方としっかり寄り添うことで1人でも多くの方の心の病から解放してあげましょう。
保健師+αの付加価値で予防医学で活躍しよう!
予防医学における保健師の役割は従来の保健師の仕事の役割の一つでもあります。その役割の中でも国、地方自治体に任せるのではなく地域の住民一人一人に寄り添ってあげる努力が今後の予防医学普及にも大切になるでしょう。一人一人と寄り添う場合は、その方の生活に介入する提案が必須になります。プライベートを話してまでも、あなたにお願いしたい!と思われる保健師になるのには、保健師を超えた幅広い知識や生活で使える知恵、伝えていくスキルなどが必要不可欠です。
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【参考】
・厚生労働省|保険医療2035
・厚生労働省|知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス|うつ病