【低リスク】開業権がない言語聴覚士(ST)でも独立開業・起業できるアイデア5選

言語聴覚士(st)が独立開業して活躍する

副業・起業ブームが追い風となり言語聴覚士(ST)を活かして独立開業・起業する方も少しずつ増えてきました。しかし言語聴覚士(ST)には開業権がありません。そんな中どのように独立開業・起業しているのか、どんな独立開業・起業アイデアがあるのかご紹介していきます。

目次

開業権がない言語聴覚士(ST)でも独立開業・起業できる理由

言語聴覚士(ST)には開業権がありません。言語聴覚士法では下記のように定められています。

言語聴覚士は、保健師助産師看護師法(昭和二十三年法律第二百三号)第三十一条第一項及び第三十二条の規定にかかわらず、診療の補助として、医師又は歯科医師の指示の下に、嚥えん下訓練、人工内耳の調整その他厚生労働省令で定める行為を行うことを業とすることができる。

保健師助産師看護師法

しかし言語訓練や機音訓練などは医師の指示なしで提供可能なのでこの分野を軸に独立開業・起業する、日本で普及され始めている予防医学分野で独立開業・起業する、業務請負をするといった方法であれば独立開業・起業できます。予防医学に関しては下記で詳しく解説しています。

低リスク!言語聴覚士(ST)を活かした独立開業・起業アイデア5選

それでは言語聴覚士(ST)を活かしてできる独立開業・起業アイデアを5つご紹介します。実際に独立開業・起業している方は子どもを対象にしている方が多いです。

言葉の教室

文字通り、発音や会話など言葉を教えるお仕事です。子ども向けや高齢者向けなど対象者を変えると提供するサービス内容も異なります。基本的にはお月謝制で報酬をいただきます。

業務請負業

病院や施設、自治体などから従来の言語聴覚士(ST)における仕事を請負するお仕事です。医師の指示の元で依頼されているので、法令違反にはなりません。複数の依頼主がいると生活も安定するでしょう。1件あたりの報酬か時給単価の報酬かになります。

ヘルスコーチ

予防医学が進むアメリカでは一般的な職業で、お客様自身を自立させて健康管理を自らできるようにコーチングするお仕事です。言語聴覚士(ST)ではすでにハンディキャップを感じている方をサポートしますが、ヘルスコーチは健康体の方の健康状態を維持、もしくは向上させるのが目的です。

言語聴覚士(ST)があると未病の方〜ハンディキャップのある方と幅広くサポートできる付加価値があります。コロナ禍による健康ニーズや予防医学(ヘルスケア)市場拡大ニーズも高まっている中、身につけると活躍の期待ができるでしょう。

健康料理教室

健康体には食への意識が欠かせません。食の知識や料理技術、健康理論などを提供するお仕事です。ヘルスコーチ同様未病の方に向けて行うパターンや、ハンディキャップのある方に向けて行うパターン、乳幼児に向けて行うパターンなど対象者を広くもしくは狭く決めることができます。料理教室は昔から一定の顧客ニーズがあるお仕事で、先生のオリジナル性があればすぐに人気のお教室になります。うまく言語聴覚士(ST)を活かして組み合わせると良いでしょう。

Webライター

Web上で知識提供を行うお仕事です。言語聴覚士(ST)の領域だけでは仕事の門口が狭いので、健康というジャンルで幅広く活動しましょう。コロナ禍の影響に伴う健康需要とオンラインビジネスを加速させるwebライター需要、根拠のある専門家文章を書ける専門家ライターの需要が増加している今がチャンスです。

言語聴覚士(ST)との組み合わせで新たなサービスを展開する!

今回ご紹介したアイデア1,2は従来の言語聴覚士(ST)の経験を活かせる仕事、アイデア3〜5は言語聴覚士(ST)の知識とスキルを新たな事業で活かせる仕事です。アイデア3〜5は自宅サロン開業、オンライン開業が可能なので低リスクで行えるメリットがあります。予防医学(ヘルスケア)事業はこれから延びる市場なので、右肩上がりの今に参入すると良いでしょう。

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